浅間山に抱かれた高原の町 御代田町

御代田町は、標高838.74m、東経138度30分24.58秒、北緯36度19分21.56秒(町役場位置)の位置にあり、日本屈指の活火山である浅間山(標高2,568m)の南麓に広がる地域にあります。
気候は内陸の高原地帯にあるため年間を通じて冷涼ですが寒暖の差は大きいです。風は季節ごとに趣を変え、四季を通じて自然が織りなす折々の変化に出会えることができます。
御代田町の畑の風景
御代田町の地図

御代田町の気候

御代田町の年間気温を表したグラフ
○平均気温/8.0℃(最高/30.0℃・最低/−15.0℃)
○年間降水量/1,200.0mm ○年間日照時間/ー
○標高(耕地)/800m~900m

町の主な地域は標高800~900m前後に広がっており、その位置や地形と相まって特色のある気候となっている。気温は夏季に30℃程度、冬季に-15℃程度、年平均8℃程度となります。
乾燥した空気のため、暑さを体感しないので隣の軽井沢町と同様に避暑地として適しています。降水量は年間1,200mm前後で、冬季は11月中下旬から4月初旬にかけて降雪はあるものの積雪量は多くはありません。乾燥したシベリア季節風のため冬場の寒気は厳しいものがあります。

御代田町のご紹介

御代田町に最初に人が住み始めたのは、浅間山の大噴火が静まった今からおよそ1万2千年前ごろのことで、縄文時代の初めにあたります。縄文時代の1万年間は、浅間が穏やかな時期だったようで、人々は山麓の豊かな自然を享受し、たくさんのムラがつくられました。奈良時代・平安時代には、この地に朝廷直営の牧場である御牧「塩野牧」が置かれ、官道「東山道」が通るなど佐久地方の中枢部として賑わいました。しかし、天仁元年(1108)の浅間山の大噴火によって人々の暮らしは一時的に大打撃を受けたものとみられます。
のちの天明3年(1783)にも、想像を絶する浅間山の大噴火がありましたが、人々は屈することなくたくましく行き抜いたことが古文書に記されています。

昭和31年に、小沼・伍賀・御代田村が合併し、新生御代田町が発足しました。
昭和30年代からは別荘地開発が進み、工場誘致も進められました。御代田町の産業は、高原野菜生産を中心とした農業をはじめ精密工業などバランスがとれ、また居住地としても最適なことから、年々人口も増加し、今日の御代田町の発展へとつながっています。

御代田町の観光地

①写真左/浅間縄文ミュージアム ②中央/龍神の社公園 ③右/小田井宿
④左下/真楽寺本堂 ⑤中下/龍神池 ⑥右下/やまゆり公園

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