佐久市望月地区(旧望月町)は長野県の東部、蓼科山(標高2,530m)の裾野が北に向かって傾斜する、山麓丘陵地帯にあり、標高600mから蓼科山頂付近の2,400mに及び、集落のほとんどは標高650mから800mに分布しています。
面積の約半分は山林ですが、温泉・渓谷・ゴルフ場・別荘・石仏など観光資源に恵まれ、蓼科山に源を発する鹿曲川を始め、地区内には4つの川が流れ、これら流域を中心に、耕地や住居が形成されている、のどかな中山間地域です。
面積の約半分は山林ですが、温泉・渓谷・ゴルフ場・別荘・石仏など観光資源に恵まれ、蓼科山に源を発する鹿曲川を始め、地区内には4つの川が流れ、これら流域を中心に、耕地や住居が形成されている、のどかな中山間地域です。
佐久市望月のご紹介
平安時代からこの地を収めていた豪族望月氏の姓や、その望月氏が朝廷や幕府に献上していた馬の名産地として蓼科山裾野の「望月の牧」から、「望月」の名が付いたとも言われています。なお、望月氏の由来は、望月の牧からで、望月の牧の由来は、一族が毎年旧暦8月15日の満月の日(望月)に馬を朝廷や幕府に献上していた為だとされています。
望月地区では信州の奇祭「榊(さかき)祭り」が毎年8月15日、暑さみなぎる真夏の夜、数百人の若者が松明を手に神輿を激しく地面に叩き付け、水を掛け合い深夜にまでわたって執り行われます。火と榊によって一切の不浄をはらいきよめ、五穀豊穣や無病息災を祈ります。荒々しくも幻想的な火祭りで、その他にも民謡流し等が行われます。
①写真左上/榊祭り ②中上/春日温泉 源泉公園 ③右上/望月宿
④左下/布施温泉 ⑤中下/望月歴史民俗資料館 ⑥右下/西宮神社(写真下)豊川稲荷神社(写真上)