小海町は、長野県の東部、南佐久地域のほぼ中央に位置し、千曲川の左岸(西部地域)は八ヶ岳連峰の裾野が広大な傾斜地として広がり、右岸(東部地域)は秩父山塊の裾野の段丘帯です。
千曲川河岸の低地を中心とする水田地帯と、標高1,000m以上の高原を中心とする畑作地帯に大きく区分され、気候や地理条件を生かした高原野菜(白菜・レタス・キャベツ等)を中心とする露地野菜生産が主体となっています。
千曲川河岸の低地を中心とする水田地帯と、標高1,000m以上の高原を中心とする畑作地帯に大きく区分され、気候や地理条件を生かした高原野菜(白菜・レタス・キャベツ等)を中心とする露地野菜生産が主体となっています。


小海町の気候
○平均気温/9.0℃(最高/31.0℃・最低/−15.0℃)
○年間降水量/1,440.0mm ○年間日照時間/1,920時間
○標高(耕地)/800m~1,300m
八ヶ岳の東部、標高約850m~1,150mの高原・山間地域にあります。夏は涼しく比較的過ごしやすい気候、冬は平均-10℃前後と北海道並みの寒さですが積雪は少なめです。
小海町のご紹介
仁和3年(887年)あるいは仁和4年(888年)に起きたとされる八ヶ岳(天狗岳)の水蒸気爆発による大崩落によって千曲川の下の深山(現在の八那池洞門付近)が泥流によってせき止められ、海の口から、海尻にかけて大きな湖ができました。この時土村の除ヶ付近(現在の小海小学校付近)の相木川もせき止められ、相木の入口までの湖ができました(相木湖と呼ばれていました)。
海ノ口の湖水は寛弘8年(1011年)に決壊して無くなりましたが、相木湖はその後も残ったようです。天正初期(1572年頃)古絵図にも記入されていますので、鎌倉時代の中頃(1300年頃)まであったと思われます。これが当時ここに入って来た人達によって「小海」と名付けられたものが小海の名前の起源と言われています。
①写真左上/松原湖 ②中上/八岳の滝 ③右上/小海町高原美術館
④左下/八峰(ヤッホー)の湯 ⑤中下/小海リエックス ⑥右下/松原湖高原キャンプ場