村の面積の9割を山林が占めており標高2,112メートルの御座山に端を発する相木川や数々の支流は山々の間を流れて合流し,三滝や箱瀬の滝などの名勝を生みながら、果ては千曲川へと注いでいます。
北相木村では、白菜・キャベツ類の高原野菜と、菊を中心とした花き栽培が行われています。
北相木村では、白菜・キャベツ類の高原野菜と、菊を中心とした花き栽培が行われています。
北相木村の気候
○平均気温/11.7℃(最高/30.0℃・最低/−15.0℃)
○年間降水量/1,000.0mm ○年間日照時間/ー
○標高(耕地)/900m~1,200m
気候は村の周囲を秩父山系、御座山などの高山に囲まれて内陸性気候を示し、年間平均気温は11.7℃、夏季は気温の較差が大きく、冬期の寒さが厳しいのが特徴です。
北相木村のご紹介
北相木村の四季
霜が降りてはりつめた空気があたりを包みはじめたら、本格的な冬の訪れの合図。静けさが宿る村の家々では、人々がこたつを囲んで新年を迎えます。寒さがピークに達する2月、巨大な氷柱と化すのは名勝三滝のひとつ、「大禅の滝」高さ30mマツカサ状に凍りついたエメラルドグリーンの氷の芸術は、まさに大自然の神秘です。
少しずつ寒さがやわらぎ雪解けを迎える3月、ひなまつりに行われる伝統的な行事「かなんばれ(家難祓)」、家の難事や災いなどを払い流してもらいたい、そんな祈りをこめて子供たちが流しびなを行う古くからの信仰です。
やがて芽吹きの季節がおとずれます。村の自然の豊かさをあらためて実感するこの時期、標高2,112メートルの幽境「御座山(おぐらさん)」では村花 シャクナゲが花開き、登山客の目を楽しませます。
①写真左上/大禅の滝 ②中上/グリーンドーム ③右上/加和志湖
④左下/北相木村考古博物館 ⑤中下/雪瀬の滝 ⑥右下/諏訪神社