川上村は、四方を山々が連なり秩父多摩甲斐国立公園の一角を占める風光明媚な環境にあります。
村の基幹産業は野菜産業であり、6月から11月初旬にかけ、豊潤な大地と豊かな水に育まれ、美しい高原野菜が、農家のもとで生産されています。
夏場は、冷涼な気候条件から生産される高原野菜畑が一面に広がり、秋にはカラマツ林が、真っ赤に彩り、冬には、広大な大地を真っ白な雪が覆い尽くします。
村の基幹産業は野菜産業であり、6月から11月初旬にかけ、豊潤な大地と豊かな水に育まれ、美しい高原野菜が、農家のもとで生産されています。
夏場は、冷涼な気候条件から生産される高原野菜畑が一面に広がり、秋にはカラマツ林が、真っ赤に彩り、冬には、広大な大地を真っ白な雪が覆い尽くします。


川上村の気候
○平均気温/7.7℃(最高/33.0℃・最低/−18.7℃)
○年間降水量/929.8mm ○年間日照時間/1,930.3時間
○標高(耕地)/1,100m~1,500m
標高が高いために極めて寒冷で、ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候に属します。冬季から春季にかけてしばしば氷点下15度を下回ります。また夏季も冷涼で、8月の日平均気温は19.5℃と、札幌市の20.5℃よりも低い。
降水は夏季の前後、梅雨と秋雨の時期にまとまってあるほかは全般に少なく、日照時間も長いことが特徴です。
川上村のご紹介
川上村のレタス作りは1950年頃から始まり、今では夏場の生産量日本一を誇ります。収穫時期は村が最も活気づく季節。収穫は真夜中から行われ、何台ものトラックによって新鮮なレタスが全国に届けられます。近年では海外への輸出にも力を入れています。
かつての川上村は、稲作や果樹栽培に不向きな気候、そして交通の便の悪さもあって陸の孤島と呼ばれていました。島崎藤村著「千曲川のスケッチ」の中でも高冷寒村の地として記されているほどです。この気候を活かした先代の創意と努力によって川上村はレタスの一大産地になりました。
①写真左/千曲川源流 ②中央/国指定史跡 大深山遺跡 ③右/長野県天然記念物 川上犬
④左下/ふれあいの森 ⑤中下/廻り目キャンプ場 ⑥右下/金峰山荘