天空の農産品 産地直送プロジェクト

里山資源の積極的利用で、健康な次世代里山を保持・再生。
里山は、人里に近い山林のことで、数百年以上にわたって、日常生活に必要な燃料や肥料（腐葉土・緑肥）を供給してきました。農用林とも呼ばれます。薪炭林を頻繁に伐採し、枝葉も採取して資源として利用しつつ、切株からの萌芽（ヒコバエ）により、林をまた再生して来ました。伐採は15〜30年程度と短い周期で行われたため、大木はありませんでした。しかし、戦後は燃料などに使うことも無くなり、放置されて大木や藪のような林になっています。
放置された里山では、ナラ枯れやマツ枯れ（マツ材線虫病）などの被害が拡大し、里山を構成する生物の構成が大きく変化してしまいます。「自然に任せる」、「見守る」は無責任な言葉で、 里山林はうまく維持されません。日本の森林面積の約三割を占める里山林を昔のように定期的に伐採して資源として利用するとが森林持続に求められています。
※2021年時点で、佐久地域でのナラ枯れは確認されておりません。

里山の伐採により産出された木材を100%使用し、白炭に焼き上げました。
天然素材の炭は、暮らしの様々な場面で活用できます。

1. 熱源（燃料）としての利用／遠赤外線の効果により食材の表面がカラッと焼き上がります。
2. 調湿・脱臭剤としての利用／お部屋やトイレなどに置き炭としてご利用いただけます。
3. 水の浄化に／炭にある無数の小さな穴が不純物を吸着。湖・河川の水質改善にも使われています。
4. 土壌改良用として／炭の保水性、透水性により、乾いた土壌は潤いやすく、粘土質の土壌は水はけが良くなります。
5. その他／石けんやシャンプー及び、食品を作る際の着色や吸着力を目的として使われることもあります。

ご購入の前にご了承ください
本商品は、主に「コナラ」を使用しています。一般的には黒炭にしますが、本商品はコナラを白炭のネラシ(精錬)の行程により仕上げています。白炭はカシなどの堅い木を使用した備長炭と比べると柔らかく型崩れします。効用としては黒炭と白炭の中間とご理解いただければ幸いです。